医療事故とその対策

今日病院で起こる医療事故はその発生プロセスに何人もの医療スタッフが関っていることがすくなくありません。

例えば医療事故の中でも発生頻度が高いと言われている薬剤の投与事故は一般に処方する医師、調剤する薬剤師、そして患者に与薬する看護師の3つの職種が関ります。

また、看護師も、準備をする人と実際に患者に薬剤を服用させたり注射したりする人とが異なる場合もあります。

また、手術患者を取違えた、手術部位を間違えた、異型輸血をしたといった事故には、複数のスタッフ間の連携のまずさが要因となっていると言えます。

処方する薬を間違えて、規定量以上の薬を投与するという事故が起こった場合、処方箋を出した医師だけが責任を問われることになるのでしょうか。

薬剤を患者さんに渡すのは一人の薬剤師。

しかし、その薬剤を渡すまでに、別の薬剤師がチェックをいれて、患者さんに薬を渡しているはずです。

薬剤師という国家資格を持っている者が、規定量以上の薬剤が処方されている事に気付き、医師に問い合わせる必要性があるのではないでしょうか。